皆さんこんにちは、院長の伊原です。今回は新たに当院で導入する医療機器のお話です。

昨年から本格運用が開始されたマイナンバーカードを利用した医療機関の受診は、今後も利用が進み、今後は電子処方箋サービスも、徐々に普及していくことが考えられます。背景として『医療DX（デジタルトランスフォーメーション）令和ビジョン2030』という事業が厚生労働省から発表されており、少子高齢化が避けられない我が国において、医療機関のあいだで、デジタル技術を利用した質の高い医療情報の共有が、必要不可欠であると考えられています。もちろん十分な個人情報保護が行われた上で運用されるべきであることは言うまでもありませんが、これらサービスの運用が患者様の利便性につながるであろうこともまた、想像に難くありません。

前置きが非常に長くなりましたが、当院では来院時にiPad問診を皆様に行って頂き、それをもとに電子カルテを利用して診察を行って参りました。ただ急速な変貌を遂げる令和という時代において、数歩先を見据えた医療機器の導入が必要とつねづね考えておりました。そこで本年７月から、新しい電子カルテシステムに移行することをお知らせ致します。また新しい電子カルテシステム導入に合わせまして、以下のサービスを開始することも併せてお知らせ致します。

・WEB問診の導入

7月４日から当院のホームページに、WEB問診に進むためのバナー表示が始まります。

WEB問診と申しますのは、来院前にご自身のスマホ等で、事前に問診を行って頂くサービスのことです。

もちろん直接来院され、受付後にご自身のスマホや、従来どおり当院からお貸し出しするiPadで問診にお答え頂くことも可能です。

・公式LINEアカウント運用の開始

当院に来院後、公式LINEアカウントのQRコードを読み取って頂き、お友達登録頂きますと、そちらからWEB問診に進むことも可能です。

公式LINEアカウントでは、ワクチン予約や健康診断の予約のほか、休診日のお知らせなど、当院から発信されるお知らせ情報を素早く取得することも可能です。

・レントゲン撮影システムでのAi診断ソフトの導入

従来から使用しておりましたレントゲン撮影システムに、7月よりBoneSuppression（骨陰影除去）処理ソフト並びにAi診断ソフトを追加導入致します。

これらソフトの導入により撮影精度が向上するため、患者様により一層、質の高い医療が提供できるものと考えております。

今後とも町田駅前内科クリニックをどうぞよろしくお願い致します。