町田駅前内科クリニック

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新型コロナウイルス感染を予防するために〜後篇〜


さて、本日は新型コロナウイルス感染を予防するために、の後篇です。

その2 体内免疫機能の底上げ

感染症は外から侵入してくる外敵だけとは限りません。私達の体の中には、咽頭や腸、皮膚表面や神経節など、体内のあらゆる場所にたくさんの細菌やウイルスが定住しており、これら微生物達と言わば共存した状態で日常生活を送っています。ただひと度、生活リズムが乱れ、寝不足が続いたり、満足な食事を摂れない日が続 きますと、慢性疲労状態に陥り、休眠状態であった先の細菌やウイルスが体内で活性化し、暴れだすことがあります。最近では当院の患者様の中にも、帯状疱疹ウイルス(=水痘ウイルス)のため、胸腹部にかなり強い痛みを伴う水疱が出現し、治療を受けておられる方もおられます。また常在菌の再燃から発熱などを来たし、受診される方も増えて参りました。季節の変わり目は、日照時間が伸びてくることで部屋に入ってくる陽光の時間も少しずつ早くなってきますので、睡眠の質が下がりやすいという研究もあります。寝不足により前日の疲れが十分に取れず、休眠状態であった体内の細菌・ウイルスが再活性化することで発症する疾患もあるくらいですから、外部から侵入しようとする敵から身を守るには、高い免疫力を維持しておくことが重要であることは自明です。免疫機能を底上げには、十分な睡眠、そして栄養バランスの取れた食事を取り、理想論かもしれませんが、精神的な余裕を得にくい今だからこそ、他者に対して笑顔を忘れず、固くなった相手の気持ちを和らげるような、柔軟で思いやりのある行動を継続することこそが、見えない敵である感染症に対してさえも盾になると思うのです。もちろん見えない敵に対しては、科学的で論理的な対策が重要であることは言うまでもありません。当院でも、開院当初から備え付けてある感染隔離室を十二分に活用し、ドアノブや手すり、患者様の椅子などは定期的にアルコール消毒を行っており、今後も新型コロナウイルスの感染拡大阻止に努めて参りたいと思います。来院頂いた患者様の中で、咳の症状が強い方は感染隔離室にご案内致しますので、待合室での院内感染防止対策にどうぞご協力宜しくお願い申し上げます。