みなさん、こんにちは。夏の猛暑も一段落し少しずつ秋の気配を感じる様になりましたね。

さて、本日は秋に起こる『咳』について少しお話したいと思います。

私は普段、血管となじみの深い病気を診ることが多い内科医ではありますが、時々呼吸器疾患や

消化器疾患の患者さんが来られることもあります。

意外と知られていないのが、秋になって、長引く咳、夜中苦しくて起きてしまうという大人の方に多いの

が、大人の“気管支ぜんそく”。

今年は特に暑かったですが、夏の間に繁殖した大量のダニの死骸や、７月から押し寄せている台風などの

気圧変動に伴って起きることが多く、寝苦しくてストレスや疲れが溜まっている、もともとアレルギー素

因がある、などの方は特に注意が必要です。

もし、咳が長引くなどの症状があれば、もちろん当院でも診察可能ですし、近くの呼吸器専門医に受診さ

れることをお勧め致します。